みなさん、こんにちは。私は高松在住で東京の企業でITエンジニアとして働いています。
これまで、育成業務にも力を入れてきました。客先企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)研修の企画・実施なども担当していました。
最近は、夫婦でプログラミング教室の開業に向けて準備を進めているところです。
論理的な話し方の重要性
近年、仕事の現場ではディスカッションやコラボレーションが多くなってきています。
実際に昨今の開発現場ではビジネスメンバーも含めてワンチームとなり全員が主体的に考え動くスタイルになっており、私のチームでも日常的に活発なコミュニケーションがおこなわれています。
端的に正しく伝える話し方の重要性が高まってきています。
でも意外と、うまく話せない人が多いんですよね。例えば、
- 何が言いたいのか分からない長い話を聞かされる
- 話しているうちに自分でも何が言いたくて話してるのか見失う
- そもそも何の話をしているのか分からない
- 1人が長々と話し続ける(「演説」と呼ばれるアンチパターン)
- 時系列で話してしまう
こういったことが起こるんです。
また、端的に正しく伝える話し方は習慣として馴染むまで意外と時間がかかります。私が立ち上げたチームでも、最初の振り返りで改善テーマに挙がり、数カ月かけて取り組むことが多々ありました。
いつも、子供のころから論理的な話し方を自然に習慣づけられたら良いなと思っていました。
論理的な話し方のコツ
では、論理的な話し方のコツを説明しますね。
実は超簡単なんです!
「何の話か」→「結論」→「理由(・前提・詳細・具体例・根拠など)」の順で話すだけ
なんですよ!
例えば、こんな感じです。
「来週の長崎旅行の話なんだけど(なんの話か)、軍艦島行くの3日目にしない?(結論) 2日目に行くって言ってたけど(前提)降水確率高いみたいだよ(理由)。」
このように、話の全体像を頭に入れた上で、話を組み立てていくと論理的になります。聞き手にも話の内容が頭に入りやすくなり正しく伝わりやすくなります。
簡単でしょ? でも、こうした基本的な話し方を意識するだけでコミュニケーションはぐっと円滑になりますよ。
メリットは多い
この話し方、メリットは多いんですよ。
論理的で分かりやすい
先ほども言いましたが、話の全体像がわかるので、聞き手が理解しやすくなります。話の流れにしっくりと頭が従っていけますからね。
話しやすい
話し手側も、話のたち体系がわかっているので、とてもスムーズに話せます。話の矛盾や飛躍がなくなり、スラスラと話せるようになりますよ。
短時間で話せる
話の全体像を頭に入れているので、無駄な言葉を排除できます。箇条書きのように、要点だけを話せば大丈夫なんです。結果的に、話す時間が短くなります。
ディスカッション等、大勢がバンバン アイデアや意見を出し合う場では非常に重要です。
聞き手の理解度が高い
話のたち体系がわかりやすいので、リスナーの理解度が高くなります。聞き手は集中しやすく、話の内容をしっかり頭に入れられるでしょう。
まとめ
正しく伝える話し方は、チーム作業や共創の場面で欠かせないスキルです。
「何の話か→結論→理由(・前提・詳細・具体例・根拠など)」の順で話すという超簡単な方法を実践することで、論理的で分かりやすい話し方ができるようになります。
難しくありませんし、家庭でもすぐに実践できます。子供のころからこういった話し方を習慣づけられれば、将来必ず役に立つでしょう!ぜひ、家庭でも実践してみてくださいね。
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