【子供 初心者】必見! プログラミングのコツ

IT教育

みなさん、こんにちは! gaプログラミング教室 高松 の ひろ です。

現役ITエンジニアとして東京の仕事をしながら8月の開校に向けて準備を進めています!
20年以上の経験があり、プログラミングから設計、クラウド構築まで、幅広い分野の知識とスキルがあります。
加えて、チームリーダーやメンバー育成の経験も豊富で、育成にはかなり力を入れてきました!
客先企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)研修の作成・実施に携わった経験なんかもあります。

今日は、プログラミングの基本的なコツをお伝えしていきます。
さあ、一緒にプログラミングの世界を探検していきましょう!


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プログラミングの基本:構造が大事!

さて、プログラミングで一番大切なことは何だと思いますか?それは、「構造」なんです!

なぜ構造が大切なの?

プログラムの構造って、お家を建てるときの設計図みたいなものです。きちんとした設計図がないと、お家はグラグラして倒れちゃいますよね。プログラムも同じで、しっかりした構造がないと、うまく動かなくなっちゃうんです。

構造を理解するための簡単な例

例えば、「朝ごはんを作る」というプログラムを考えてみましょう。

  1. 冷蔵庫から材料を出す
  2. フライパンを火にかける
  3. 卵を割って焼く
  4. お皿に盛り付ける

これが基本の構造です。でも、もっと詳しく書くこともできますよ:

  1. 冷蔵庫から材料を出す
    • 卵を2個取り出す
    • バターを取り出す
  2. フライパンを火にかける
    • 中火で熱する
    • バターを溶かす
  3. 卵を割って焼く
    • ボウルで卵をかき混ぜる
    • フライパンに流し入れる
    • ヘラでかき混ぜる
  4. お皿に盛り付ける
    • フライパンからお皿に移す
    • 塩コショウをかける

見てください!同じ「朝ごはんを作る」でも、細かく書くとこんなに詳しくなるんです。プログラミングも同じで、大きな流れを作って、それぞれの部分を詳しく書いていくんです。

全体を俯瞰しよう:大きな絵を描くコツ

プログラミングを始める前に、まずは全体像を把握することが大切です。これは「俯瞰(ふかん)」と呼ばれる考え方です。

俯瞰のイメージ:空から見下ろすように

俯瞰って、難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、実はとってもシンプルな考え方なんです。例えば、高い山の頂上から街全体を見下ろすイメージをしてみてください。そうすると、街の形や道路の配置、建物の位置関係がよく分かりますよね。

プログラミングでも同じように、まずは全体を見渡すことが大切なんです。

俯瞰のための具体的な方法

では、プログラミングで俯瞰するには、どうすればいいのでしょうか?ここでは、簡単な方法をいくつか紹介します:

  1. 目的を明確にする:何を作りたいのか、はっきりさせましょう。
  2. 大まかな手順を考える:目的を達成するために必要な大きなステップを考えます。
  3. 必要な機能をリストアップ:プログラムに必要な機能を箇条書きにしてみましょう。
  4. 簡単な図を描く:プログラムの流れを図で表現してみます。

これらの方法を使って、プログラム全体の姿をイメージしてみてください。きっと、プログラミングがもっと楽しくなりますよ!

絵を書いてみよう:アイデアを可視化する

プログラミングを始める前に、アイデアを絵で表現してみるのはとても効果的です。なぜなら、私たちの脳は視覚的な情報を理解しやすいからです。

なぜ絵を描くの?

絵を描くことで、頭の中のアイデアを目に見える形にできます。これには、いくつかの利点があります:

  1. アイデアを整理しやすくなる
  2. 他の人と共有しやすくなる
  3. 問題点や改善点を見つけやすくなる
  4. 作業の全体像が把握しやすくなる

簡単な絵の描き方

プログラミングのアイデアを絵にする時、芸術的な才能は必要ありません。簡単な図形や矢印を使って、以下のような要素を表現してみましょう:

例えば、「じゃんけんゲーム」のプログラムを絵で表現してみましょう:

このような簡単な図を描くだけでも、プログラムの流れがずっと分かりやすくなりますよ。

補足説明やメモ、データの流れなんかをチョコっと書いておくとさらにイイ感じです!

きれいな構造にしてみよう:整理整頓の重要性

プログラミングでは、きれいな構造を作ることがとても大切です。それは、お部屋の片付けと同じようなものなんです。

きれいな構造のメリット

きれいに整理されたプログラムには、たくさんの利点があります:

  1. 理解しやすい:自分でも、他の人でも、プログラムの内容が分かりやすくなります。
  2. 修正しやすい:後から変更や追加をする時に、どこを直せばいいか分かりやすいです。
  3. エラーが少ない:整理されているので、間違いを見つけやすく、予防もできます。
  4. 拡張しやすい:新しい機能を追加するときに、どこに入れればいいか分かりやすいです。

例えば、「おみくじプログラム」を考えてみましょう:

Python
# おみくじの結果リスト
omikuji_results = ["大吉", "中吉", "小吉", "", "末吉"]

# おみくじを引く関数
def draw_omikuji():
    return random.choice(omikuji_results)

# メイン処理
def main():
    print("おみくじを引きます!")
    result = draw_omikuji()
    print(f"あなたの運勢は...{result}です!")

# プログラムの実行
if __name__ == "__main__":
    main()

このように、きれいに整理されたプログラムは、読みやすく、理解しやすいですね。

ゴチャっとして分かりにくいところはない?

プログラムを書いていると、時々「ゴチャっと」して分かりにくくなることがあります。そんな時は、ちょっと立ち止まって、確認してみることが大切です。

ゴチャっとした状態の特徴

ゴチャっとした状態には、いくつかの特徴があります:

  1. 長すぎる処理:一つの処理が長くて、何をしているのか分かりづらい
  2. 重複したコード:同じような処理が何度も出てくる
  3. 複雑な条件分岐:if文が入れ子になって、どの条件がどの処理に対応しているのか分かりにくい
  4. 意味不明な変数名:変数の名前を見ても、何を表しているのか分からない

チェックポイント: 分かりやすさを確認しよう

ゴチャっとした状態を避けるために、以下のチェックポイントを確認してみましょう:

  1. シンプルに書けていますか?
    • 一つの関数や処理が、一つのことだけを行っているか確認しましょう。
    • 複雑な処理は、小さな部分に分割できないか考えてみましょう。
  2. 重複はありませんか?
    • 同じような処理が繰り返し出てきていないか確認しましょう。
    • 重複している部分は、関数にまとめられないか検討しましょう。
  3. 名前は適切ですか?
    • 変数や関数の名前を見て、その役割がすぐに分かるか確認しましょう。
    • 分かりにくい名前があれば、より適切な名前に変更しましょう。
  4. 構造は明確ですか?
    • プログラムの全体構造が分かりやすくなっているか確認しましょう。
    • 関連する処理がまとまっているか、確認してみましょう。

これらのポイントを確認しながら、プログラムを見直してみてください。きっと、より分かりやすいプログラムになりますよ。

【おまけ】プログラミングの基本:変数とは何か?

プログラミングを始めると、まず「変数」という概念に出会います。変数って何?と思う方も多いと思いますが、実は私たちの日常生活の中にも、変数に似た考え方がたくさんあるんです。

変数の基本概念

変数は、簡単に言うと「データを入れる箱」です。この箱には、数字や文字、はいかいえの情報(真偽値)などを入れることができます。そして、プログラムの中で必要な時に、この箱から中身を取り出して使うんです。

例えば:

  • 名前を入れる箱:name = "太郎"
  • 年齢を入れる箱:age = 10
  • 好きな食べ物を入れる箱:favorite_food = "カレー"

日常生活の中の変数

変数って、実は私たちの生活の中にもたくさんあるんです。例えば:

  1. 財布:お金の量が変わる「変数」です
  2. 冷蔵庫:中身が変わる大きな「変数」と言えますね
  3. 体重計:測るたびに数値が変わる「変数」です

プログラムでの変数の使い方

プログラムの中で変数を使うと、色々な便利なことができます:

  1. データの保存
Python
   score = 100  # スコアを保存
  1. データの更新
Python
   score = score + 10  # スコアを10点増やす
  1. 条件分岐
Python
   if score > 80:
       print("すごい!高得点だね!")
  1. 繰り返し処理
Python
   for i in range(5):
       print(f"{i+1}回目:がんばれ!")

変数を使いこなせるようになると、プログラムの可能性がぐっと広がります。

まとめ:プログラミングは未来への扉

私たちの社会は、ますますテクノロジーと密接に関わっていきます。プログラミングの基礎を学ぶことは、この変化の激しい社会を生き抜く力になるでしょう。

ただし、全ての子どもがプログラマーになる必要はありません。プログラミング的思考は、どんな職業でも役立つ汎用的なスキルなのです。

楽しみながら学ぼう

最後に強調したいのは、プログラミングは楽しみながら学べるということ。ゲーム感覚で始められるツールもたくさんありますし、自分のアイデアが形になる喜びは格別です。

ぜひ、お子さんと一緒にプログラミングの世界を探検してみてください。きっと、新しい発見と成長の機会が待っていますよ。

プログラミングは、子どもたちの未来への大きな扉。その扉を開く鍵は、好奇心と想像力です。一緒に、ワクワクするプログラミングの冒険に出かけましょう!

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