こんにちは! ITエンジニアとして高松に住みながら東京の仕事をしています。
20年以上の経験があり、プログラミングから設計、クラウド構築まで、幅広い分野の知識とスキルがあります。
加えて、チームリーダーやメンバー育成の経験も豊富で、育成にはかなり力を入れてきました!
客先企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)研修の作成・実施に携わった経験なんかもあります。
最近は、夫婦でプログラミング教室の開業に向けて準備を進めているところです。
プログラミング学習、次のステップへ!
入門編を卒業したお子さん、これからどんなことを学んでいけばいいのでしょうか?
実は、ここからが本当の腕の見せどころ。
プロのプログラマーが日々実践している、シンプルだけど強力な原則があるんです。
今日は、その中でも特に重要な3つを紹介します!
DRY原則:同じことを何度も書かない
Don’t Repeat Yourself (同じことを繰り返すな)
DRYって何?簡単説明
簡単に言えば、「同じコードを何度も書かないようにしよう」ということ。
これ、めっちゃ大事なんです!
同じことを何度も書くのではなく、一度書いたものを再利用する方が効率的なんです。
なぜDRYが大切なの?
- 時間の節約:同じことを何度も書く必要がなくなるので、プログラムを書く時間が短くなります。
- ミスの防止:1箇所を修正するだけで済むので、間違いが減ります。
- 読みやすさアップ:コードがすっきりして、理解しやすくなります。
DRYの具体例
例えば、3回「こんにちは」と表示するプログラムを作るとします。DRYを知らないと、こんな風に書いてしまうかもしれません。
print("こんにちは")
print("こんにちは")
print("こんにちは")
でも、DRYを使えば、こんなにスッキリ!
for i in range(3):
print("こんにちは")
どうですか?DRYな方がスッキリしていて、変更も楽ですよね。
KISS原則:シンプルが一番!
Keep It Simple, Stupid (できるだけシンプルに保つ)
KISSって何?優しく解説
そのままですね。「できるだけシンプルにしよう」ということ。
難しく考えすぎずに、シンプルな解決方法を見つけることが大切なんです。
なぜシンプルが大事なの?
- 理解しやすい:シンプルなコードは、誰が見ても分かりやすいです。
- メンテナンスが楽:シンプルなら、後で修正するのも簡単です。
- バグが少ない:複雑なコードほど、バグ(プログラムの不具合)が発生しやすいんです。
KISSの実践方法
- 一つの関数に一つの役割:欲張りすぎない!
- 変数名は分かりやすく:「a」「b」じゃなくて、「名前」「年齢」みたいに。
- コメントを適切に:難しい部分には説明を書こう。
YAGNI原則:今必要ないものは作らない
You Ain’t Gonna Need It (それ、必要にならないよ)
YAGNIって何?
未来のことを考えすぎて、余計なものを作らないようにしようという原則です。
プログラミングをしていると、つい「これも作っておこう」「あれも入れておこう」と考えがちですが、実はそれが余計な混乱を招くことがあるんです。
遠足の準備で、「もしかしたら」と思って必要以上のものを持っていくと、かばんが重くなっちゃいますよね。
YAGNIが大切な理由
- 時間の節約:必要なものだけを作れば、無駄な時間を使わずに済みます。
- シンプルさの維持:余計な機能がないので、プログラムがシンプルになります。
- 柔軟性アップ:必要になったときに、その時の状況に合わせて作れます。
YAGNIの実践例
例えば、ゲームを作るとき。「将来、オンライン対戦機能をつけるかも」と思って、今からその準備をするのはYAGNIの精神に反します。まずは、一人で遊べるゲームを完成させることに集中しましょう。
「今、本当に必要?」って自分に聞いてみましょう。
必要なものだけを作れば、プログラムはシンプルで分かりやすくなります!
そしてあるあるなのが、本当に必要なときは昔にふわっと想像で作ったものって全然使えないんですよね。
やりたいことが具体的になって「こうじゃないと」みたいなのが沢山出てきて全然使い物にならないから結局作り直しになることがほとんどです。
まとめ
いかがでしたか?プロのエンジニアが実践している原則って、意外とシンプルで分かりやすいものばかりですよね。
- DRY:同じことを繰り返し書かない
- KISS:シンプルに保つ
- YAGNI:今必要ないものは作らない
これらの原則を知っておくだけで、お子さんのプログラミングスキルはグッと上がるはずです!
楽しくプログラミング上達していきましょう!
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